道造の甲子園

                 画像 126
                    真 夏 の 戦 い
  また、夏がやってきた
  時、折しも、高校球児が甲子園で熱戦を繰りひろげるころ、道造は早朝栗山に向かう。
  時 東雲・しののめとか暁
  うっすらと やまの端が白んでくるころもう栗山の頂にたっている。
     バットを持つ手に草刈り機を握りしめる。
     スパイクの代わりに長靴
     ヘルメットの代わりにみのかさ
     グローブの代わりに耐振動ゴム手袋

   からみつくクズのつる
   覆い被さるイヌワラビ
   時には、襲いかかる蜂

   道造は、今日も今日とて、栗山に向かう
   全国制覇などという晴れがましいものはない。
   ベストエイトが出そろうころに疲れのピークがくる
   そして、決勝戦のころ、草刈り作業も終了する

   派手な応援団もない。後援会もない
   チームプレーもない
   道造は孤独な下草刈
   晴れがましいものはなぁんにもない。
   ただただあるのは
    道造に必要なものは 惰性 のみ
  
   ただただ草刈り機を握りしめ
   振り回す
   道造の前の草むら立ち向かう
   道造の後に草むらは開く
 

   ただただ振り回す
   振り回した分きっちりと広がる
   がんばりはその場で評価してもらえる
   目に見える
   ただただそれを励みに振り回す

   ホームランはない
   ヒットはない
   三振もない
  
   これが道造の甲子園
   
   もうじき甲子園は終わる
   道造の夏も終わる
   

   健康であったこと    
   けがをしなかっとこと
   に感謝しようではないか
   

 

   
   
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栗山道造

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大きな栗山の小さなユンボと中年の物語
ようこそ。ユンボ大好き道造の世界へ。
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