ぶんぶんぶん 蜂がとぶ

   果樹の植植えてある土手を巡る
   丸花蜂がほとんど
   あっ みつばちがいた
   みつしぼりの記憶が・・・・

   むかし むかし そのまた むかし
   道造の家では みつばちを飼っていた
   二段の巣箱が5~6個あったと思う
   養蜂家とまではいかないが
   道造はまだ少年だった
   小学生だった思う 昭和30年代

   この春の時期になると
   休みの日には はちみつ しぼりの手伝いをやらされた
   どっちかといえば いやだった

   父が燻煙機でみつばちを追っ払う
   巣を遠心分離器にかける
   銀色の糸を引いて遠心分離器の縁にみつが着く
   
   遠心分離器を回す人
   押さえている人
   はちみつを漉してビンに詰める人

   花の咲く種類と時期とで
   はちが集めてくるみつの種類がちがってくる

   レンゲのみつは最高だった
   雨降りの続いた後のみつは薄かった
   栗の花の蜜は臭かった・・・越冬用にした
 
   栗山家 族総出での作業

   親父は何を思ってみつばちなんか飼ってたんだ
   物好きな性格は道造に少し遺伝したかも

   おらぁ 想い出すだ
   夏の暑い日 
   冷たい井戸水ではちみつを溶かして飲んでいた
   あのはちみつ水の味
   はちみつでしるこも作っていた

   親父ともう十三年も話をしていない。
   あっちへ逝ってもう十三年

   おい 親父
   今宵は はちみつをもって 夢にでもでておいで
   
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栗山道造

Author:栗山道造
大きな栗山の小さなユンボと中年の物語
ようこそ。ユンボ大好き道造の世界へ。
ユンボは僕のともだち
ちいさなログの山小屋も紹介します。

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